ごあいさつ Greetings

会長

第9回日本抗加齢医学会九州地方会学総会
会 長 築山 鉄平
医療法人築明会 つきやま歯科医院グループ 理事長

このたび、第9回日本抗加齢医学会九州地方会学術総会を、2027年2月20日(土)・21日(日)の2日間にわたり、電気ビル共創館(福岡市)にて開催させていただくことを、大会長として大変光栄に存じます。

本九州地方会は、日本抗加齢医学会の唯一の地方会であり、地域に根差した抗加齢医学の発展を牽引してまいりました。そのような歴史ある地方会において、歯科医師が大会長を務めることは、医科中心で発展してきた抗加齢医学の歩みの中でも極めて稀なことであり、本学会が常に「新しい価値の創造」と「学際的融合」に挑戦し続けてきた姿勢を象徴するものと受け止めております。

近年、抗加齢医学は単なる老化防止や疾患予防にとどまらず、「いかに健康に、機能的に、そして自分らしく年齢を重ねるか」というウェルエイジング、ウェルビーイングの概念へと大きく進化してきました。その中で、栄養、運動、睡眠、ホルモン、免疫、炎症、認知機能など、全身を統合的に捉える視点の重要性が改めて認識されています。

口腔は、栄養摂取・コミュニケーション・免疫防御の入り口であり、全身の健康状態や加齢変化を鋭敏に反映する器官です。近年の疫学研究や臨床研究により、口腔の健康状態が生活習慣病、フレイル、サルコペニア、認知機能低下などと深く関連することが明らかになりつつあります。これは歯科領域に限った話ではなく、抗加齢医学全体が向き合うべき共通課題であると考えています。

北米・北欧を中心に発展してきた予防医療・予防歯科の概念は、疾患を「治す医療」から「防ぎ、支える医療」への転換を実現してきました。この流れは、抗加齢医学が目指す方向性と本質的に重なります。疾患の有無だけでなく、機能・生活の質・社会参加までを視野に入れた医療のあり方が、今後ますます重要になるでしょう。

本大会のスローガン「口腔から全身へ ― トータルアンチエイジングの最前線」 には、歯科からの一方向的な発信ではなく、医科・歯科・多職種がそれぞれの専門性を持ち寄り、統合的に抗加齢医学を深化させていきたいという思いを込めています。

本学術総会では、九州を代表する抗加齢医学・歯学の第一線で活躍されている医師、歯科医師、研究者の先生方をお招きし、基礎から臨床、そして未来の医療像までを多角的に議論できる場を目指しております。
本会が、領域を超えた対話と新たな連携のきっかけとなり、九州から全国、そして世界へと抗加齢医学の新しい価値を発信する場となることを願っております。

多くの皆様にご参加いただき、共に学び、語り合えることを心より楽しみにしております。

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